正しい瞑想のやり方
このページで紹介する瞑想法を1日10分以上続けてみてください。
早ければ数日程度で、精神状態が大きく改善する瞬間が訪れます。
瞑想の基本
瞑想するときは、次の3つのことを同時に行います。
- 座って目を閉じる
- 呼吸を整える
- 苦痛を観察する
以下、それぞれについて解説します。
1. 座って目を閉じる
瞑想する際は、楽な姿勢で座って、目を閉じます。
立って瞑想すると疲れますし、横になると眠くなりますので、座って瞑想する「座禅」が初心者の方には一番おすすめです。
2. 呼吸を整える
瞑想に特別な呼吸法は必要ありません。
最も心地よいと感じる呼吸のリズムを意識して継続してください。
瞑想中は呼吸が乱れやすくなりますが、それでも呼吸が乱れないよう常に意識します。
3. 苦痛を観察する
「今自分がどのような苦痛を感じているのか」を常に意識して、自分の心を観察してください。
ここでいう苦痛とは、不安、恐怖、怒り、悲しみなど、あらゆる不快感を含みます。
わずかな苦痛でも全て正確に把握できるように、常に意識してください。
呼吸を常に意識する
苦痛と向き合うことは辛いことですので、瞑想中には表情が崩れたり涙が出たりするかもしれませんが、それは構いません。
ただし、呼吸のリズムは崩さないようにしてください。
瞑想中に呼吸をコントロールできなくなった場合には、瞑想を一旦中止してください。
瞑想がうまくいかない場合の対処法については、「瞑想に集中できないときは?」のページで解説しています。
苦痛は軽減していく
初心者の方は、「苦痛を観察する」という瞑想法に心理的な抵抗があるかもしれません。
しかし、いざやってみると、思っているほど辛い時間は続きません。
苦痛やストレスは、それを「よく知ること」で自然と軽くなっていきます。
瞑想で精神が安定するメカニズムについては、「なぜ瞑想で精神が安定するのか?」のページをご覧ください。