『仏(ブッダ)』の本来の意味
仏とは、仏教では神のような存在だと考えられていますが、本来は、そのような宗教的な意味ではありません。
仏の語源は「目覚めた人」という意味であり、仏とは悟りを開いた人間のことを意味しています。
悟りを開くとは、本来、死後の世界に行くとか、神のような存在になるとか、そのような宗教的な意味ではありません。
正しいやり方で瞑想を続けていると、精神状態が劇的に改善する瞬間が訪れます。
それがどのような状態かを言葉で説明するのは難しいのですが、悟りを開いた状態には、次のような特徴があります。
- 精神の自由と安定が得られる。
- この世界の本質が自ずと理解できるようになる。
悟りを開くという言葉の本来の意味は、瞑想を通じて上記のような精神状態に到達することをいいます。
つまり、仏とは、本来、瞑想によって上記のような精神状態に到達した人間のことをいいます。
それは生きた人間であって、神でもなければ、それに近い存在でもありません。