『四諦』の本来の意味
このページでは、『四諦』という言葉の本来の意味について、心理学・精神医学の視点から解説します。
『四諦』とは?
四諦とは、以下の四つの教えです。
苦諦
人間は苦痛によって不幸になること
集諦
苦痛の原因は煩悩であること
滅諦
煩悩を取り除けば幸福になれること
道諦
八正道という煩悩を取り除く方法があること
『煩悩』とは?
四諦において、煩悩こそが人間の不幸の原因であると説かれています。
誤解されがちですが、煩悩とは、欲求や欲望そのものを意味しているわけではありません。
人間は、苦痛から逃れたいという欲求にしたがって、苦痛が伴う情報を意識から遠ざけようとします。
例えば、見たくないものから目を背ける、聞きたくないことに耳をふさぐ、などです。
しかし、苦痛が伴う情報を意識から遠ざけてしまうと、苦痛の原因を適切に把握し対処することができなくなり、より多くの苦痛を招く結果となります。
このように、煩悩とは、苦痛から逃れたいという欲求によって引き起こされる「認知のゆがみ」のことをいいます。
『八正道』とは?
そして、この煩悩を取り除く方法が八正道です。
八正道の詳細については、「『八正道』の本来の意味」のページをご覧ください。